飛んでるあご(トビウオ)を網でキャッチ
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それが「アゴ掬い」。
まず空が闇に包まれる午後9時ごろ、海に船を漕ぎ出し、船端に灯りをともすころで船の周りにアゴを引き寄せます。
ただアゴの動きはとても俊敏で、素早く水中を泳ぐものもいれば、魚名の通り、なんと十数m、空中へと飛ぶものもいます。
そうした俊敏なアゴを直径50cmほどの網で狙って掬いとるのが、この「アゴ掬い」なのです。
近年は地元の伝統を観光化すべく、プログラムにて実施。
町の人たちが船を出し、多くの参加者にアゴ掬いの醍醐味を楽しんでいただいています。